仕事で私が大切にしている3つのポイント

はじめに

私はシステム開発や保守の仕事をしています。技術力はもちろん大切ですが、それ以外にも仕事をするうえで大切にしていることがあります。今日はその技術力以外で大切にしていることについて書きたいと思います。

それは、目的を正しく理解し、相手の立場に立って考えることです。この考えは、システム開発以外の職場でも役に立つと思います。

では、3つのポイントに分けて紹介します。

1. 目的を正しく理解する

仕事の中で一番重要なのは、何のためにその作業を行うのか、目的を正しく理解することです。目的を理解しないまま作業を進めると、結局は手戻り(無駄な時間)が発生したり、相手が望んでいないものを作ってしまう可能性が高くなります。正直、そういう手戻りを経験したことが何度もあるので、それを繰り返さないように意識しています。目的を理解せずに作業を進めると、せっかくの作業が報われないことが多いので、まずは目的を明確にすることを徹底しています。

1.1 コミュニケーションの重要性

目的を正しく理解するためには、やっぱりコミュニケーションが欠かせません。特にシステム開発の仕事では、依頼者やユーザーの要求をしっかりと把握することが重要です。相手の立場や状況に応じて、使う言葉を選んだり(例えば専門用語を使わないようにしたり)、相手の意図が少し不明瞭だなと思ったら、詳細に確認するようにしています。相手が何を望んでいるのか、解決したい課題は何か、どうなれば理想的なのかを理解するためにコミュニケーションを取ります。テキストでのやりとりで十分な場合もありますが、時には直接会話をして認識を合わせることも必要です。このあたりは状況によって選んでいます。普段からのちょっとした交流が、仕事のやりとりをスムーズにしてくれるので意識して心がけています。

1.2 適切な対応を選択する

正しく理解した内容を基にして、どう対応するかを考えますが、言われた通りに対応するだけではありません。自分で適切な対応を判断することが重要です。たとえば、システムの改修が必要な場合もあれば、運用の調整や、システムを作らないという選択肢を提案することが最適な場合もあります。言われたことをそのまま受け入れるのではなく、自分の中でしっかり噛み砕いて納得することが大事です。システムの専門家として、最適な選択肢を提供するために、常に最新の技術をキャッチアップし、依頼者やユーザーの業務内容を把握することが欠かせないと考えています。

2. 相手の立場に立って考える

依頼されたことを実行するだけではなく、さらに何かできることがないかを考えることも大事です。相手が気づいていない点や、ちょっとした提案をすることで、信頼関係が深まり、より良い結果を生むことができます。(自分の負担にならない程度にすることを前提にしています) 毎回できるわけではないですが、意識していると自然に思いつくことがあります。そのタイミングで提案するだけでも十分です。ちょっとしたことでも相手が喜んでくれると、自分の存在価値を感じてもらえますし、それが自分のモチベーションにもつながります。

3. 人と人とのやりとりが仕事の基本

リモートワークが普及して、チャットでのやりとりが増えましたが、人と直接会って話すことや、コミュニケーションを取ることの重要性は依然として変わらないと思っています。

3.1 出社やイベント(飲み会など)への参加

自分はリモートでも仕事ができる環境にいますが、できるだけ出社やイベント(飲み会など)に参加するようにしています。仕事は人と人とのやりとりで成り立っているため、直接顔を合わせて話すことで信頼関係を築くことができます。一度でも直接会って話したことがあると、その後のやり取りがスムーズになりますよね。

3.2 自分の得意分野を活かす

もちろん、コミュニケーションが得意でない人もいますが、私は人と話すのが好きで、それを活かして仕事を進めています。自分の得意な分野を理解して、それを活用することで、より良い成果を生み出せると考えています。

まとめ

システム開発や保守の仕事では、技術力だけでなく、目的をしっかり理解することが求められます。それにより、ただ作業をこなすだけでなく、相手にとって最適な結果を提供することができます。また、人とのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築くことで、仕事がよりスムーズに進みます。ちょっと恥ずかしいですが、自分の考えを文章にまとめてみました。