Windowsバッチファイルを始めよう!初心者向け作り方を解説

最近、業務で使えるWindowsのバッチファイルについて記事を書いています。個人レベルのタスクであれば、業務システムを導入しなくても、バッチファイルで解決できることがたくさんあります。皆さんの業務効率化に少しでも役立てればと思い書いていますが、そういえば作り方の説明をしていなかったことに気づきました。
今日は、バッチファイルを作ったことがない初心者の方に向けて、基本的な作り方について解説します。

ちなみに全く関係ない話ですが、今日は親知らずを抜いてきたので、口の中がヒリヒリしています🦷

はじめに

バッチファイルを使えば複数のコマンドを一度に実行できるため、繰り返しの作業を効率化できます。この記事では、初心者向けにバッチファイルの基本から作成手順、さらには応用例までを詳しく解説します。

1. バッチファイルの基本

1.1 バッチファイルとは?

バッチファイルは、複数のコマンドを順番に実行するためのテキストファイルです。拡張子は「.bat」で、Windows上でのタスク自動化に利用されます。定期的に同じ操作を繰り返す業務では非常に役立ちます。

1.2 基本的なコマンドの紹介

バッチファイルでよく使われる基本的なコマンドをいくつか紹介します。

  • @echo off: 実行中のコマンドを非表示にして、画面表示を見やすくします。
  • echo コマンド: 画面にメッセージを表示します。
  • pause コマンド: ユーザーの入力を待機します。

2. 初心者でもできるバッチファイルの作成手順

2.1 簡単なバッチファイルの作り方

まず、メモ帳を開き、以下のようなシンプルな内容を書いてみましょう。

@echo off
echo Hello, World!
pause

この内容を「example.bat」という名前で保存します。保存したファイルをダブルクリックすると、コマンドプロンプト(黒い画面)が開き、「Hello, World!」と表示されます。これがバッチファイルの基本的な作り方です。

2.2 よく使うバッチファイルの例

次に、簡単なバッチファイルをいくつか紹介します。

  • フォルダ(MyFolder)を自動で作成するバッチファイル
@echo off
mkdir "C:\MyFolder"
  • 特定のプログラム(メモ帳)を自動で起動するバッチファイル
@echo off
start notepad.exe

3. バッチファイルの応用

3.1 条件分岐とループ処理の活用

バッチファイルでは、条件分岐やループ処理を使ってさらに高度な操作が可能です。例えば、if文を使って条件を設定することができます。

@echo off
if exist "C:\MyFolder" (
    echo フォルダが存在します。
) else (
    echo フォルダが存在しません。
)
3.2 環境変数を使った高度な処理

環境変数を利用すると、システムの情報を活用したバッチ処理も可能です。

@echo off
echo ユーザー名は %USERNAME% です。
pause

まとめ

バッチファイルを使えば、日常業務の効率化やタスクの自動化が簡単に行えます。まずは基本的な操作から始め、徐々に応用的な処理に挑戦してみてください。きっと業務が劇的に効率化されるはずです。

他にも業務に役立つバッチファイルの活用方法を紹介しています。
「こんな処理できないですか?」など、ぜひコメントをいただけると嬉しいです。

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